どうせ雑草としか思ってないんだろ!!(植物図鑑を読んで)
こんにちはまなびとりです。
今日は本の紹介と行きましょう。
今日紹介する本は
有川浩さんの植物図鑑です。
元々僕は植物専攻ということもあり,植物を愛でることが好きなんです。
しかし一般的には
- サクラ
- チューリップ
- スイセン
- ハス
などなど,花が派手な植物に注目しますよね。
でも散歩をしていると
「あれ?この植物なんて名前なんだろう?」
って思うことありませんか?
ありませんよね・・・。そうですよね。
ってくらい 道端に生えている「雑草」というものに誰も注目しないんです。僕も初めはそうでした。何見ても同じ。違いがわからない。専攻の先輩は何を言っているんだろう。と思っていました。
けれども4年間学んでいく中で,毎年この時期にしか見られない花に心を奪われることが多くなり最近では道端の植物に
「今年も元気に咲いているね」
「おっ,今年はしっかり咲けてるよ」
「今年はあまり元気なさそうだな」
なんて声をかける アウトな人になってます。
そうみると やばい人ですけどこの「植物図鑑」あまり植物に興味がない人でも,植物の魅力に気付くことができる内容になってます。
二人の恋の駆け足が植物
物語の内容としては恋愛小説に当たるのでしょうか。主人公の河野さやかが道端で拾った日下部樹を拾ったところから話は始まります。
ストーリーについては実際に読んでいただいたり
映画を見ていただきたいので割愛しますが,ここまで道に咲く植物をクローズアップした物語には僕は出会ったことがありませんでした。
植物好きだとなかなか女の子に理解されなかったり,友達とも話が合わなかったりして普段はあまり人と雑草の話で盛り上がれません。
物語を通して
こんなに植物を通して仲良くなれたらいいのになぁ
と本気で思いました。
みなさんもぜひ一読してください。
花見で見るのが上だけなんてもったいない
今は自粛期間中でなかなかいけませんけど,花見に行く方は結構いますよね。けれども大体の人は上ばかり見て,下に生えている「素朴で愛らしい」花々に気が付きません。
例えば 学校内やちょっとした自然公園でも
これくらいの花々には気が付くことができます。
すべて名前がわかりますか?
自信はないですが上から
アズマイチゲ(orキクサゲイチゲ)
です。
もちろん全国すべての小学校で同じように上の植物に出会えるかといえばそうではありません(僕は北海道でホトケノザにであったことがありません。)
けれども,花見に行ったときに普段「うわぁ,雑草だ」って思っている植物の名前を知るだけでも、「いつもの花見が何倍も楽しみ」になると思うんです。
教育的にみると
小学校生活科でも植物について調べる子供たちもいると思うので,教師側で名前を知っておくのも悪くはないかなと思います。
ぜひ,一冊簡単な植物図鑑を買っていただいて道端の植物を調べていただけたら自粛期間の暇つぶし的学びになるはずです。
ではでは。