学習指導について今思っていること
最近は国語の学習指導書を読む機会が多いのですが,どうしても引っかかることがあります。
それは・・・
単元計画が書かれていないこと
です。
ここ4年くらい教職に携わってきて思うのは
小学校の学習の流れは「問題解決の物語」だと思っています。
別ケースとして
教育実習生が単発で行う「研究授業」であればまだしも
僕らは全15時間構成や全7時間構成で授業を教えているわけで
そこから学習のストーリーを奪ってしまうといけないと思うのです。
なんか一時間一時間で授業を作った場合,料理に例えると
中華料理の後に寿司が出てきて,その後にフレンチを食べさせられている感じがしませんか?
子供たちにとって学びにくいと思うのです。
となると 道教委や市教委など地方自治体で発行されている資料やネット上に落ちている指導案のほうがとっつきやすくなってしまいます。
もちろん,書籍を発行されている先生方ですので
単元の流れなんて当たり前に考えているのでしょうけど
読んだ本からはそれが見えにくくなってしまいます。(おそらく著作権や目立たせたい実践があるなどの理由があるからでしょうけど)
ああ、自由に研究大会にいけるのはいつになるのでしょう。
さぁ、勉強でもするかなぁ
小さな失敗からすべては始まる
最近はありがたいことに,学校の運営に関しても少しずつ関わる場面が増えてきたように思っています。まなびとりです。
でも、先週と今週は・・・
自分の小さなミスばかりで落ち込む日が多かったですね。
最近細かい失敗が続くなぁ。
— まなびとり (@Manabitori) 2020年12月14日
何か大きな失敗につながる前に
気が付けてよかったけど
どうしても〇〇末というのは
ミスが多いや。
どこかで読んだことがあります。
「小さなミスは、解決しないといずれ大きなミスにつながる」
と。
今日も先輩の先生に頼って仕事をしていました。
いつになったら自立して仕事を遂行できるのでしょう。
と思う日々でございます。
けれども、あえて言わせていただけるのであれば
「失敗は誰でもすること」
です。
僕はなぜか昔から人から悩み事を相談されることが多いのですが、小さな失敗でいつまでもクヨクヨしている友人や失敗を恐れて行動できない知人がたくさんいました。
そのたびに僕は
「取り組んでみたから失敗があるわけで取り組んだことは花丸でしょう」
「まずはやってみてから考えてみたらいいのでは?」
とアドバイスを送っていました。
なので、今の僕にも同じ言葉をかけてあげようと思います。
今現在,心に辛さを抱えている人やもう逃げ出してしまいたい人がたくさんいると思います。僕も以前かなりヒヤヒヤな心理状態で生きていました。何回刃物を自分に向けたかわかりません。
その時の失敗なんで思い出したくもありません。
けれども、その失敗が今の自分を作ってくれていると今は思っています。
今日起こった失敗は「失敗ノート」に書き込んで。
明日の朝にはまた元気な気持ちでスタートできるように
今日は早めに寝ましょう。
おやすみなさい
やさぐれ
たとえば 高いPCを買ったとする。
「よし このパソコンを使ってなにかするぞ」
他にも 本をたくさん買ったとする。
「よし たくさん読んでなにかを発見するぞ」
両者に共通していることはなんだろう。
それは目的意識です。
結局 物を買った後の展望がなくてその後何をしたらいいのか全く考えていないんですよね。
これは 今の僕の失敗です。
このコロナの中僕らは何を目指せばいいんだろう。
アフターコロナやウィズコロナの考え方が広がっていくだろう社会の中で「公務員の教員」ができることはなんだろう。
北海道は休校期間が更に伸びました。学校に子供たちがいない期間がまだまだ続きます。
子供たちがいないなかで目的や目標を失っている。
そんな一般教員です。
学校メダカ飼育実践で気が付いた2つの重要事項
自分のことしか考えてないでしょ?
僕は生き物の飼育の仕方や生き物のケージを見るたびに同じことを思います。世間一般的には
- 毎日水が透明なのがいい
- 餌もたくさんあげよう
- 水槽内のインテリアにこだわろう
など「人間側からみてきれいに見えるように」水槽と作ります。特に学校で顕著に見えるのが「メダカの水槽」です。生き物の飼育に熱心な先生は水槽をできるだけピカピカにし,毎日きちんと餌をあげます。一方で,生き物の飼育に無頓着な人は水槽が緑色になり,「あれ?メダカどこ?」という水槽になりがちですね。
「そうはいっても学校現場は忙しくて,生き物を飼っている余裕なんてないよ」
という意見ももっともだと思います。僕の教員人生の始まったある事件がきっかけで,「メダカをいかに楽に何年も継続して飼育するか」は大きなテーマになっています。
すべては大失敗から
初任1年目,学年費で購入したメダカを理科専科として預かり「皆殺し」をしたことがありました。その時の僕はメダカの見栄えにこだわり,自己中な水槽のインテリアをしていました。子供たちと一緒に悲しんだのを覚えています。
そこでふと考えたんです。
水族館の水槽って特になにも入っていない不格好な水槽がある。まずは,そこからはじめよう。
今の僕の水槽は3世代までのメダカが元気に泳いでいます。すでに4世代が生まれていました。今回はメダカを飼うときには気を付けて欲しい重要事項を2つお伝えします。
メダカを飼育する時に重要なのは「水」と「広い水槽」
これが今の考えです。
1.水
これは絶対条件です。メダカにとって透明な水槽が,必ずしも生きやすい水槽ではありません。彼らの視座に立てば,慣れ親しんだ水がもっとも居心地がいいはずです。なので水替えをせずに蒸発した分の水だけ足すことにしました。できれば,フィルターやソルトをいれて管理をするのが楽ですが,それは予算しだい。なんにせよ,水槽を全部きれいに洗い,水まで換えるのは人間の生活に例えると
「無理やり家を引っ越しさせられて,なじみの家具をすべて捨てられる」
と捉えてください。
2.広い水槽
深いではありません。「広い」水槽です。メダカにとって深さはあまり関係ありません。昔はよく田んぼで見かけましたが,田んぼってそんなに深くないですよね。
水槽が広いことのメリットは「水と空気が触れる面積が広くなる」ことです。そうすると水に自然に酸素が溶け込み,ポンプが機能しにくくても水槽全体が酸素不足になりにくいです。
メダカを飼うときは 水 と 広い水槽 を用意してあげてください。
正直 メダカを教室で飼育するのは簡単ではない
メダカの飼い方を紹介してくれているサイトはたくさんあります。詳しい買い方についてはそちらを参考にしてください。
ですが,学校で買うときには参考にできない部分が結構あります。すべて買ってそろえるには結構なお金がかかったりしますからね。
もし,学校でのメダカの飼い方で悩んだ時には連絡をください。力になりたいと思っています。
さて,ブログの冒頭に
自分のことしか考えてないでしょ?
と書きました。これは メダカの飼育から僕が得た学びです。
僕らは自分の立場から物事を考えがちです。特にそれが 動物 や 植物 の場合,
この生き物気持ち悪い や
この雑草邪魔だなぁ
って思う人が大半だと感じます。
人間は様々な命と共生しています。しかし,人間にしか想像力がありません。生き物を飼育する時や関わる時には「人間側から一歩近づく想像力」を発揮して欲しいなと思います。
読みにくくなっちゃった。読んでくれてありがとうございました。
どうせ雑草としか思ってないんだろ!!(植物図鑑を読んで)
こんにちはまなびとりです。
今日は本の紹介と行きましょう。
今日紹介する本は
有川浩さんの植物図鑑です。
元々僕は植物専攻ということもあり,植物を愛でることが好きなんです。
しかし一般的には
- サクラ
- チューリップ
- スイセン
- ハス
などなど,花が派手な植物に注目しますよね。
でも散歩をしていると
「あれ?この植物なんて名前なんだろう?」
って思うことありませんか?
ありませんよね・・・。そうですよね。
ってくらい 道端に生えている「雑草」というものに誰も注目しないんです。僕も初めはそうでした。何見ても同じ。違いがわからない。専攻の先輩は何を言っているんだろう。と思っていました。
けれども4年間学んでいく中で,毎年この時期にしか見られない花に心を奪われることが多くなり最近では道端の植物に
「今年も元気に咲いているね」
「おっ,今年はしっかり咲けてるよ」
「今年はあまり元気なさそうだな」
なんて声をかける アウトな人になってます。
そうみると やばい人ですけどこの「植物図鑑」あまり植物に興味がない人でも,植物の魅力に気付くことができる内容になってます。
二人の恋の駆け足が植物
物語の内容としては恋愛小説に当たるのでしょうか。主人公の河野さやかが道端で拾った日下部樹を拾ったところから話は始まります。
ストーリーについては実際に読んでいただいたり
映画を見ていただきたいので割愛しますが,ここまで道に咲く植物をクローズアップした物語には僕は出会ったことがありませんでした。
植物好きだとなかなか女の子に理解されなかったり,友達とも話が合わなかったりして普段はあまり人と雑草の話で盛り上がれません。
物語を通して
こんなに植物を通して仲良くなれたらいいのになぁ
と本気で思いました。
みなさんもぜひ一読してください。
花見で見るのが上だけなんてもったいない
今は自粛期間中でなかなかいけませんけど,花見に行く方は結構いますよね。けれども大体の人は上ばかり見て,下に生えている「素朴で愛らしい」花々に気が付きません。
例えば 学校内やちょっとした自然公園でも
これくらいの花々には気が付くことができます。
すべて名前がわかりますか?
自信はないですが上から
アズマイチゲ(orキクサゲイチゲ)
です。
もちろん全国すべての小学校で同じように上の植物に出会えるかといえばそうではありません(僕は北海道でホトケノザにであったことがありません。)
けれども,花見に行ったときに普段「うわぁ,雑草だ」って思っている植物の名前を知るだけでも、「いつもの花見が何倍も楽しみ」になると思うんです。
教育的にみると
小学校生活科でも植物について調べる子供たちもいると思うので,教師側で名前を知っておくのも悪くはないかなと思います。
ぜひ,一冊簡単な植物図鑑を買っていただいて道端の植物を調べていただけたら自粛期間の暇つぶし的学びになるはずです。
ではでは。
STAY HOME(誰もオススメしないけど家で〇〇って出来るレジャー3選)
お題「#おうち時間」
こんにちは。まなびとりです。
史上最大に退屈なGWの始まりを皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕はこのGW期間をどのように過ごそうか考えています。
そもそも今回のように「時間が余る」という経験は大学生以来なような気がします。おそらく僕のブログをチェックしている方の中にも,現在学生だよって方がいるかもしれませんが,ほとんどの人は遠い記憶の彼方に「そういえば,大学生だった頃もあったなぁ」って方が多いのではないでしょうか。(偏見ごめんなさい)
しかし,大学生の頃とは違い様々な部分で余裕がある今いったい何をすればいいのか迷ってしまいますね。一説によると,人間は選択肢が多いとそれだけ迷ってしまう生き物だそうです。
迷ってしまうのはしょうがない。人間の本能だもの。
なので,自粛GWにオススメする〇〇ってできるレジャーを3つ紹介したいと思います。おそらくたくさんの有名な方が
○これをやったらいいよー
って言ってくれていると思うので,僕からは誰もオススメしないだろう事をあえて書いていこうと思います。
折り紙
折り紙は大人になってからすることは少なくなってきたんじゃないかなと思います。むしろ子供の頃「全然できない!!」っと諦めた方もいるのではないでしょうか。
けれどもこの折り紙 世界的にも改めて注目されています。
例えばですけど
あのNASAでも折り紙の技術って応用されているんです。これはソーラーパネルだったかな。
他にもたくさんの技術に応用されているのが折り紙なんです。
折り紙とはすこし違いますが,段ボールだって色々なことができたりします。
話を戻すと
学校教員としては折り紙の技術をすこし持っておくだけでも
- 装飾に使えたり
- 子供達と関わりを持てたり
- 先生方に教えて信頼を得る
ことができたりします。YOUTUBEにもたくさんの種類が紹介されているので,
折り紙(切り紙) 花2 簡単な作り方(niceno1)Origami Flower tutorial
(折り紙)紙の花の装飾 How to make paper flower decoration - Origami
折り紙 六角リース Origami Hexagonal Wreath(カミキィ kamikey)
ぜひ参考にされてはいかがでしょうか。
ボードゲーム
子供のころボードゲームで遊びませんでしたか?例えば
この作品はかなり有名な気がします。
ほかにも
だったり懐かしいものがあったりします。最近の僕のお勧めは
です。去年の夏,友達と夜遊んでいたら盛り上がりすぎて近所の人に怒られました。たかがボードゲームですがされどボードゲームです。昔遊んでいたおもちゃを引っ張り出して,今度は大人同士で遊ぶのも面白いものですよ。ぜひ参考にしてください。
家庭実験
家にあるものでもたくさんの実験ができたりします。有名なのは
- ドライヤー
- ピンポン球
を使った「ピンポン球」を浮かべる実験ですね。
あとは「茹で卵実験」
大気圧の実験(牛乳瓶の中に吸いこまれたゆで卵がまた出てきます)
これは大気圧の実験ですね。「空き缶を潰す」のも家でも出来るかもしれません。
一番インパクトがあるのは
映像では純粋なエタノールを使用しているので家で真似するのは難しいかもしれませんが。工夫すれば似たようなことが家庭用消毒アルコールでもできたりします。
ただし,相当に注意して準備して行ってください。
怪我も自己責任でお願いします。
いかがでしょうか。おそらくこの3つを選んでくる人はなかなかいないんじゃないかと思っています。でもこの3つをやらなくてもいいんです。
大切なのは「自分で工夫してレジャーすること」
ここ数年のレジャーといえばもっぱら
誰かに楽しませてもらう
ことが前提なような気がしています。例えばですけど
- 遊園地
- 映画館
- 水族館
- ゲームセンター
- 買い物
全て「楽しませてくれるサービスを購入している」といっていいでしょう。勘違いしてほしくないのはそのレジャーも大変素晴らしいものばかりだってことです。僕だって水族館いきたいですよ。
けれども,元々僕らはその場にあるもので遊べたはずなんです。
- 自分たちでルールを作ってゲームをする
- 模範がなくても絵が書ける
- 教科書に落書きをする
なんでもいいんです。そもそも,「このレジャーが今熱い!」や「最近の流行りのレジャーはこれだ!」なんてキャッチコピーに誘導されて使いたくもないお金を浪費させられている事が多すぎます。
本来,そんなにお金がなくても時間の使い方を自分で決めて有意義に使うことは出来るはずです。
今日紹介したものは,物さえ揃っていれば「お金をかけずに誰もが楽しむことができること」ばかりです。
そして,紹介した中以外でもできることはたくさんあるでしょう。
そんなケチってできるレジャーを選びました。
このGWの期間中 遊ぶを工夫して 家族総出で楽しんでいただけたらと思います。僕も時間の許す限り「何かしらの遊び」を通してGWを豊かに過ごしたいと思います。
ご精読ありがとうございました。